今週の火曜日(11日)に
姉の働くデイサービスセンターに
歌を歌いに行って来ました。

一人で歌うのは
やっぱりドキドキしますね笑

でも、今回は、
それ以上に
姉への恩返しを少しでも、
と思ったのと、
おじいちゃん、おばあちゃん、
だけでなく、
いつも働く職員の方とも
一緒に歌える喜びが
ありました。

声が重なって、
一つになっていくということはなく(笑)
その代わりに、
みんなの声が、
一本一本の木のように、
別々で
でも、
同じ場所に生えていて、
共に奏であっているような
あたたさがありました。

いつも、
参加しないで外を見ている、
というおばあちゃん。
今回もずっと窓の
外を眺めていたけど、
一緒にいてくれている、
みんなの歌に耳を傾けてくれている、
そんな風に見えました。

会が終わったその後にもらった
姉からメッセージにはこんなことが
書いてありました。

「今日職場きてやっぱりいつもと全然違った
そして昨日いた利用者さんには昨日ありがとう!!って
弟さんいい男で歌も上手くて聞き惚れちゃったよ
また来てって言っといて!」(←ウケる、そしてありがたい。)

「とても無口な人なんだけど家族あての連絡帳にケンの演奏会を家で家族にすごく良かったと話してたらしく姉弟のきょうだい愛が素晴らしいって言ってましたって書いてあったんだって。
いつも本当に話さない無口な人だからこそ余計その話に感動したよ!」

歌っている時や、
話しかけているその時には、
わかりやすい反応がなかった
おじいちゃん、おばあちゃん。

それぞれに思うことがあったようで
それだけで嬉しいです。

この日は、
久しぶりの一人の演奏だったので
達成感や満足感があるのといったら
そうではなく、
日常のヒトコマのように
溶け込んで、
私の中にも、
それぞれの方の中にも、
同じ時のヒトコマが残ったかな?
そうだといいなぁ。

これから、
姉はマネージャーになるらしく、
いろんな施設で企画をしてくれるらしい。

少しでも、
このひと時を、
利用者さん、職員さんと
一緒に過ごせたらいいなぁと思います。