こんにちは。
健太郎です。

今日の東京は、
雨が降っていて寒かったですね。

寒暖差が激しいので、
もしかしたらこのブログを
読んでくださっている方でも、
体調を崩されている方も
いるかもしれませんね。

2019年もあと1ヶ月ちょっと、
どんな一年だったか、
少しづつ振り返ってみると、
また何か思わぬところで、
宝物が眠っているかもしれませんよ。

お仕事をされている方は、
師走というだけあって、
忘年会や仕事が忙しくなる時期かもしれませんが、
どうぞお体大切にしてくださいね。

それでは、
今日のテーマは
「許しについて」
です。

許しって聴くと
どんなイメージがありますか?

私はぱっとしたイメージは、
ちょっとイメージすらできない、
日常では、あまり縁を感じることが
ない言葉のように感じます。

なのですが、
この「許し」は、
とても私たちの日常を、
全く外の環境を変えることなく、
自分でいることを心地よく感じることを、
パワフルに助けてくれる役割を持っています。

私たちは、
多かれ少なかれ、
仕事や、友人関係、
恋愛や金銭的なこと、などなどで
何かについて、
反省をしたり、
自分に嘘をついたり、
悪気はなくても、
裏切ることをしたり、
もしくは、感覚的に
罰を受けているような感じを
持っていることがあるかもしれません。

罪悪感、や、
罪の意識というのは、
知らず知らずの内に、
私たちの感情や、
考え方の元になっていたり、
行動範囲や、
前回のブログでも書いたように、
自分を信頼することの
障害になっていることがあります。

身近な例で言うと、
例えば、小さな子供がいるお母さんが、
子供を預けて友達と遊びに行くこと、とか、
従順な自分が上司とは異なる意見を言う時とか、
取り立てて悪いことをしていないのに、
何か悪いことをしているような感じがしている時は、
この罪悪感という感情を
持つことがありますよね。

特に、私たち日本人は、
他の国の人たちと比べて、
感情を表に出すことを自分も良いと思ってないし、
周りもあまりよく思ってない風潮があります。

文化的な背景はもちろん、
家庭環境、
特に子育ては、
親のやり方を真似たり、
逆に反面教師にしたり、
何がいいのかわからない中、
他のママ友のやり方も気にしながら、
と、まぁ、
自分以外の人の基準が気になるわけです。

それでは、
私たちはどんな自分を好きで、
どんな自分が嫌いなのでしょう?

そんなこと考えたこともないよ、
という答えが返ってくるかもしれませんが、
これは、
自分を心地よくいさせてあげるための考え方、
として、とても役に立つものです。

と言うのも、
それが好きな自分であれ、
嫌いな自分であれ、
受け入れてあげた分だけ、
自由を感じ、
脅威に感じること、
脅かされる感じがすること、
が減ってくるのです。

なので、
自分でいることに
安心感を感じられるようになってくるわけなのですね。

誰にでも、
一つや二つ、自分の嫌いなところって、
ありますよね。

それを好きになれ!と言うのではなく、
それに光を当ててあげる、
といことは
本当に本当にパワフルなことです。

私たちの世界は
肉体がある以上は、
三次元の世界を生きていて、
二元性という、
光と闇の世界に生きているのです。

プラスがあれば、マイナスがあります。

私たちが行き詰まりを感じるときは、
これがどちらかに偏っている時に、
起こりやすいです。

自分の光の部分だけにフォーカスをしていれば、
その反対の自分は影に隠れたままです。

また逆に闇の部分ばかりにフォーカスしていたら、
それはそれで人生は重苦しいものになってしまいます。

ここで大切なのは、
私たちが成長して行くときは、
この二つのバランスを取るのではなく、
両方に光を当ててあげる、
ということです。

闇、というのは、
“存在”はしているのに、
その部分に光が当たっていない状態のことを言います。

それはどう言うことかと言うと、
自分で自分を見ないふりをしていたり、
遠ざけているようなもので、
本来の自分からかけ離れているような
ものです。

そう言うときは、
バイタリティがなくなったり、
新しいことを始める意欲がわかなったり、
酷いときは、うつ状態になったり、
気持ちが不安定になりやすいです。

光と闇を統合することは、
あなたを全一である、
自信やちょっとやそっとのことでは
屈しない強さも与えてくれます。

外の世界や周りの状況、環境を変えることは
できなくても、
自分の一部にしっかりと光を当ててあげることは、
その気になればいつでも出来ること、ですよね。

特に、感情を表に出すことを否としてる
私たちは、
その部分に光を当ててあげる習慣を日常に
あまり持ち合わせていません。

それが、時に暴発して、
キレルということや、
自分や人を傷つけてしまうかもしれない、
という恐怖になって、
自分のエネルギーを抑えられなくなってしまうかもしれない、
という不安を抱える原因になっています。

それでは、
「許し」はどんな効果があるのでしょう?

許しはエネルギーをシフト(上昇)させる、
働きを持っています。

エネルギーをシフト(上昇)させる、
というのは、周波数を変えてしまう、
という意味でもあります。

例えば、
リーダーシップを取りたい時に、
それは、決断力や、
勇気、行動力といったバイタリティーが
良い方にも使えれば、
そのエネルギーを認知していなかったり、
使えるようになっていないと、
攻撃性として、
表に現れてくることがあります。

その攻撃性を自覚して、
受け入れてあげた時、
そのエネルギーはシフトして、
自覚的になれ、
何か行動を起こしたい時に、
前に進む力に代わってくれるわけです。

それが、
攻撃性を自覚していなかったり、
自覚していても、
使いこなせていないと、
意図しない破壊や崩壊に向かう
エネルギーとなってしまうのです。

光をあてると言うことは、
自覚的になり、
その自分を許す、
ということになります。

これほどパワフルで、
人生に実益をもたらして、
輝かせてくれるものはありません。

逆にそのエネルギーを閉じたままにしていれば
しているほど、
人生はほどほどのものであり、
良くも悪くも変化のないものになります。

職場の人間関係に困っていたり、
新しい活動に自信を持って、
前に進みたいときは、
ぜひ自分の中の光の部分と、
光がまだ当たっていない、
闇の部分に光を当ててみることを
お勧めします。

そうすると、
もっと自分に活力があることや、
前に進む力、
可能性があることに気が付けるでしょう。

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